おいしいって何? その4


おいしいって何? その4
過去の記事はコチラから→https://www.hiroshimanotori.com/fcblog/22934.html

「旨味成分」が多いほど「旨味」は強く感じられます。
では、グルタミン酸(昆布の旨味)の多いホタテやウニを昆布と一緒に食べたらおいしくなるのでしょうか?
例えば、同じ旨味成分を1:1で足すと、

「昆布の旨味」1+「昆布の旨味」1=「昆布の旨味」2

となります。旨味成分は2倍になるわけですね!
では、違う旨味成分を足すとどうなるのでしょうか?

「昆布の旨味」1+「鰹節の旨味」1=7~8

なんと!「旨味」が7~8倍になるのです。

異なる「旨味成分」を掛け合わす事で、本来持つ「旨味」を更に引き上げることになる訳ですね。
これが「旨味の相乗効果」です!!!

と言うことは、イノシン酸(鰹節の旨味)の強い食材(豚肉、鶏肉、魚類など)には、グルタミン酸(昆布の旨味)を掛け合わせる事がよりおいしくなるっていうことですね。

イノシン酸の豊富なお魚を、グルタミン酸の豊富な醤油をつけて食べるのは「旨味の相乗効果」なのです。
この「旨味の相乗効果」を出すためには、「旨味成分」が豊富な素材を使うことが前提となります。

しかし、現在では「旨味調味料」という便利なものが存在します。
この「旨味調味料」、比率は様々なのですが、数種類の「旨味成分」を配合しています。
ということは、調味料のみで「旨味の相乗効果」を出しているのです!!
なので、色々な料理にコレを使うだけでおいしくなるのですね!

ならば、素材関係ないじゃん!「旨味調味料」使えばいいじゃないって事になるのでしょうか?

次回は「旨味調味料」について